2004-01-16から1日間の記事一覧

くわばらくわばら、つるかめつるかめ

『つるばらつるばら』 大島弓子 白泉社文庫に入っている作品集。古本でたまたま見つけたので先日買ったのを、夜中に寝床でじっくりと読んだ。吉田秋生も萩尾望都も大好きだけれど、大島弓子の軽やかさとストーリーテリングのうまさはやはり際立っている。吉…

うそばなし

『あるようなないような』 川上弘美 ふだんはあまりエッセイというのを読まない。なんで読まないかといわれてもうまく答えられないのだが、なんとなく、なのだ。で、この川上氏のエッセイは良かった。川上氏の小説作品と変わらないくらい面白かった。それは…

春は遠し

昨日は鍋をやった。えんえんと食べ、飲んでいたら、朝の四時になっていた。楽しい時間は早く過ぎる、というのは本当のことなのだと思った。そのまま夕方まで寝る。久しぶりにゆっくり寝られた。外に出ると身を切るような寒さ。まだまだ春は遠い。