乳母車

id:acoatacyさんがしていた夢の話につられて。小学生の頃に見た夢です。

私は乳母車に乗っている。見上げた先には、灰色がかった空と、誰もいない競技場の観客席がある。どうやら、ぐるぐると競技場のトラックを回っているらしい。誰に乳母車を押されているのかわからない。しかし、視界にふと人の顔が入ってくる。その人は私に向かって話し掛けているのだが、何を話しているのかわからない。音が全くしないのだ。そうこうしているうちに、ようやくその人物が誰なのかわかってくる。その人は当時いじめられていた同級生の女の子だった。急に乳母車のカラカラという音が耳に入ってくる。もう何周したのだろうか。私はまだ競技場のトラックを回っている。

その女の子とは、中学に入ってからかなり親しくなりました。彼女は少し大人びていて、なかなか面白い考えをする子でした。中学を卒業して以来会ったことはありません。
今から十年以上も前の夢を今でも覚えているのは、何故なのでしょう。かなり強烈な印象があったのでしょうか。それとも、彼女に恋をしていたのでしょうか。今となってはわかりません*1

*1:夢を見てから、もうずいぶんと経っているので、多少脚色が混じっているかもしれません