こんな日はマンガをひたすら読み返す。
倉多江美*1『スプリング・ボード』。ニヒルでまったりとした似非フランス気分を味わう。副題に「青春エスプリ・シリーズ」と付いているのも愛嬌。エスプリってこんなマンガのことを言うのかなあ、と思う。このマンガ読むと自転車に乗りたくなる。続いて『ジョジョの詩』、『一万十秒秒物語』と読み漁る。
そのままよしもとよしともへ突入。『青い車』『Greatest Hits +3』『コレクターズ・アイテム』をぺらぺらとめくる。たしか。よしもとが倉多江美に言及していたマンガかインタビューがあったはずだ。どれだったか、思い出せない。それにしても『魔法の国のルル』はどうなったのだろうか。
さらに森脇真末味*2『おんなのこ物語』第三巻。水野というキャラクターは大好きだ。主人公・八角の落ち込み様に激しく同調。凹む。俺にも尚子みたいな女の子がいたらいいなあ。とまでは思わなかった。
吉田秋生『夢の園』。表題作「夢の園」は『カリフォオルニア物語』の番外編。主人公ヒースの兄・テレンス(テリー)の話。『カリフォルニア〜』を読み終わった後に読むとかなり泣ける。ヒースとの兄弟愛のぎこちなさが涙を誘う。ああテリー、あんた最高だよ。
気分を変えて玖保キリコ*3『いまどきのこども』。小学校の頃このマンガの絵を真似しようとして、何度も落書き帳に似顔絵を描いたものだ。お気に入りは、ツグムくんと竹蔵(キリコちゃんの弟)、そして宗吉君。